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コペンハーゲンの昼下がり

読んだこと、考えたこと、つらつらと。人生三十年、それで十分、その前提で人生設計。

近代哲学

ライプニッツ・ノート①:自己立法的な、自由な存在としての神

これから数回に分けて、ライプニッツ哲学の基本思想について論じたい。ライプニッツといえば、17世紀をドイツに生きた哲学者であり、しばし「万能の天才」とされる人物である。その理論の射程は哲学(形而上学という意味で)のみならず、物理学・数学・政治…

『純粋理性批判』を読む Vol.3 「質・量のカテゴリーにおける背進的総合」

(本記事は、「『純粋理性批判』を読む」という連載の第3回目に当たります。過去記事一覧は、以下。) copenhagen37.hatenablog.com 前回記事において、以下の2点が明らかになりました。 ●超越論的な理念は、理性が知性にその概念を無限に過去へ遡行させる事…

『純粋理性批判』を読む Vol.2 「背進的な総合」

(本記事は、「カント『純粋理性批判』を読む」の第2回目の記事です。記事一覧は、下記をご覧ください。) copenhagen37.hatenablog.com 前回記事にて、二律背反における「超越論的理念」とは、経験可能な現象を足かがりにして成立するものであることがわか…

『純粋理性批判』を読む vol.1「世界概念とは何か」

(本記事は、複数回にわたって連載中の「『純粋理性批判』を読む」の一部です。記事一覧は、下記をご覧ください) copenhagen37.hatenablog.com 範囲:19頁〜23頁(中山訳) 純粋理性批判の構成と二律背反 『純粋理性批判』における第二編・第二章「純粋理性…

『純粋理性批判』を読む 目次

カント『純粋理性批判』の「純粋理性の二律背反」を精読しています。 第1回「世界概念とは何か」 第2回「背進的な総合」 第3回「質・量のカテゴリーにおける背進的総合」