コペンハーゲンの昼下がり

読んだこと、考えたこと、つらつらと。人生三十年、それで十分、その前提で人生設計。

戦後日本思想

竹内好における「革命」と「他者」

「主人となって一切の他人をドレイとするものは、主人を持てば自分がドレイに甘んずる」 これは魯迅の言葉である。戦後日本における代表的な思想家の竹内好は、魯迅を頼りとしながら、日本は主体性を有しない「ドレイ」である事を論じた。 私の現今の関心は…