コペンハーゲンの昼下がり

読んだこと、考えたこと、つらつらと。人生三十年、それで十分、その前提で人生設計。

2016-09-12から1日間の記事一覧

ライプニッツ・ノート①:自己立法的な、自由な存在としての神

これから数回に分けて、ライプニッツ哲学の基本思想について論じたい。ライプニッツといえば、17世紀をドイツに生きた哲学者であり、しばし「万能の天才」とされる人物である。その理論の射程は哲学(形而上学という意味で)のみならず、物理学・数学・政治…